表参道ソフィアクリニック
Anunciation 1475 - 1480
フィリピーノ・リッピにしては大人しいく、またより古いタイプの作品という印象をうけますが、これもまたいい作品です。
アカデミア美術館2019年
La chapelle de Filippo Strozzi (Cappella di Filippo Strozzi) est une chapelle du transept droit de la basilique Santa Maria Novella à Florence. Située à côté de la chapelle centrale, elle comporte un cycle de fresques réalisées par Filippino Lippi entre 1487 et 1502.
下の壁画が向かい合わせになっています。
ウィキペディア・フランス語版にてすこし情報が出ています。
フィリピーノ・リッピのこれらの作品は、やはり暗い雰囲気が漂っています。死のニュアンスが、死相が漂っています。テーマも死を巡っています。嘆き悲しみのシーン。そしてまた非常に臭いようです。人々の顔色が悪いです。これらはフィリピーノ・リッピらしいです。
洗礼者ヨハネとマグダラのマリアです。まるで幽霊のようですが、これもまたフィリッポ・リッピらしいです。しかし、それにしてもあまりに幽霊的すぎます。
アカデミア美術館2019年
Polyptyque de l'Annunziata
高さが3mほどの巨大画。
これもまた一見してフィリピーノ・リッピらしく奇異な印象を受けます。とりわけ布や腕をわざわざくねらせているところからそのような印象をうけます。比較的表情はふつうなのですが。どこかに奇怪なものを入れたいのでしょうか。なにか超現実的な世界の影響でも受けているかのようです。
アカデミア美術館2019
1504年からフィリピーノ・リッピが描きはじめ、キリストの身体を除く上の部分を仕上げたとのこと。しかし、同年にフィリピーノ・リッピが没したため、ペルジーノが制作を引き継ぎ、1507年に完成させたとのこと。(公式ガイドブックより)