表参道ソフィアクリニック
チマブーエ
Cimabue
1240年 - 1302年
チマブーエは雄牛の頭の意味。
イタリア、ゴシック期の画家である。
・フィレンツェ生まれで、主にフィレンツェで活躍した画家。ローマ、アッシジでも活動していた。
・ヴァザーリはジオットの師匠であると書いているらしい(チマーブエはジョットよりも20歳以上年上)が、実証するものはなく、はっきりしない。
1287-1288
チマーブエの十字架
サンタクローチェにて。
1966年の大洪水で、だいぶん損傷されているとはいえ、存在感があります。
身体はやはり重力で垂れ下がっています。両横への引っ張りと下への垂れ下がりの3方向に身体が引かれています。
イエスの身体はS字状になっています。
残った色も綺麗です。濃い青色が綺麗です。全体は様式化されています。
荘厳です。
金も綺麗です。
修復後より、こちらの方が良いと思います。