表参道ソフィアクリニック
Édouard Vuillard,
1868年11月11日 - 1940年6月21日
1890年
八角系の自画像
<2017年春三菱一号館美術館『オルセーのナビ派展』にて>
新しい感覚で20世紀のポップアートへのつなぎのようであり、印象派を確実に脱しています。実験的な作品でもあるでしょう。以上のことはとりわけ平面性を重視していることによるのでしょう。
長椅子に座るミシア 1900年
ブルジョワふうの淡く平凡な日常の一場面です。穏やかな時間の流れ。
イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 2021.12三菱一号館
1891
Au lit ベッドにて
<2017年春三菱一号館美術館『オルセーのナビ派展』にて>
子供の頭上に十字架が見えます。ヴュイヤールは幼い頃にカトリック修道会で教育を受けたことがあるそうです。眠りと十字架、幼い頃に受けたカトリックの教育は心の芯に残っているかのようです。
穏やかで平面的で、淡い色合いです。厚く塗られたり、隙間が残ったり。