表参道ソフィアクリニック
グイド・レーニ
Guido Reni
1575 - 1642
ボローニャ生まれ。
アンニバーレ・カラッチらのボローニャ派に属する画家。
ラファエロ的な古典主義的画風。
David vainqueur de Goliath. Vers 1604 - 1606
一種独特のニュアンスを湛えています。少年期特有のニュアンス。生に対するニュアンス。
au musée du Louvre en janvier 2019.
David with the Head of Goliath
1605
ルーブルにあるものと同じような作品です。所々異なっています。
ウフィツィ美術館2019.5
《ネッソスに略奪されるデイアネイラ》
1617-1621年
グイド・レーニの大作です。大型にして大味な感じになっているこの時代のイタリア絵画の潮流にたいして、この作品は、緻密でもあります。この時代は数で儲けているのでしょうか。たくさん描いて、盛り下がって、そしてもう終わっています。
Louvre 2020.
<参考>ルーブルサイトから:オウィディウス(『変身物語』9章、101-134)によると、ヘラクレスはアケロオスを破った後にデイアネイラを娶る。エウエノス川を渡るために、ヘラクレスは彼女をケンタウロスのネッソスに託すのだが、姫に心を奪われたネッソスは、彼女を掠奪しようと試みる。しかしヘラクレスはヒュドラの血を塗った毒矢でケンタウロスを射抜くのである。