表参道ソフィアクリニック
フラ・アンジェリコまたはベアート・アンジェリコ
Fra' Angelico / Beato Angelico
1390年 / 1395年頃 - 1455年2月18日
サン・マルコ美術館の別室にはフラアンジェリコの宗教画の大作が複数展示されています。
サン・マルコ修道院 2019
Virgin and Child Enthroned and Holy Trinity
1429
1428年 - 1429年頃
『聖ピエトロの三連祭壇画』
サン・マルコ美術館の別室に展示されていました。
アンジェリコの若い頃の作品です。サンマルコの公認ガイドブックによれば、ファブリアーノとマザッチオの影響を受けていた頃の重要な段階を示す代表作だとされています。また、ゴシック後期からルネサンス期への過渡期にある作品だとのことです。
1432年 - 1434年
十字架降架
サン・マルコ美術館(フィレンツェ)サン・マルコ美術館の別室に展示されていました。
ウィキペディアに高画質画像:ただし色温度が青色に傾きすぎているようです。
サン・マルコ修道院の公認ガイドによれば、メディチ家のライバルであったパッラ・ストロッツィが、ロレンツォ・モナコに注文して政策が始められたが、モナコが没したために中断されました。尖塔部はゴシック的とのこと。その後にアンジェリコに制作が任され、アンジェリコのサイコうっ傑作の一つに数えられ、ルネサンス絵画と呼ばれる最初の作品の一つであり、フィレンツェ絵画にとっても画期的な作品であるとされています。
また、依頼者のパッラ・ストロッツィは、いばらと冠をもった人物として描かれています。パッラの息子ロレンツォは手前に跪いている人物として描かれています。
1432年 - 1435年頃
『Tabernacolo dei Linaioli』
サン・マルコ美術館(フィレンツェ) サン・マルコ美術館の別室に展示されていました。
ロレンツォ・ギベルティがデザインし、フラ・アンジェリコが描いた作品
ちょっと大味な作品でした。
1432年 - 1435年
『最後の審判』サン・マルコ美術館(フィレンツェ) サンタ・マリーア・デッリ・アンジェリ教会の依頼で描かれた多翼祭壇画の上部パネル
サン・マルコ美術館の別室に展示されていました。
1436年
『キリストの埋葬』
サン・マルコ美術館(フィレンツェ) サン・マルコ美術館の別室に展示されていました。
1437年 - 1446年頃
受胎告知
サン・マルコ美術館(フィレンツェ) サン・マルコ美術館の別室に展示されていました。
1438年 - 1440年
『聖母戴冠』
サン・マルコ美術館(フィレンツェ) サン・マルコ美術館の別室に展示されていました。
フレスコ画
1438年 - 1443年
『サン・マルコの祭壇画』
サン・マルコ美術館(フィレンツェ) サン・マルコ美術館の別室に展示されていました。
1442年
このサン・マルコ修道院のシンボル的な作品として有名です。
2階修道院寄宿舎への階段を上り詰めた壁に描かれています。もともとは別の所に螺旋階段があったらしいですが、17世紀にはいっていまの階段が建造されたとのことです。ですから、フラ・アンジェリコがこのような演出をしたわけではありません。
そんなにすごく大きなサイズではありません。ほどほどくらいの大きさのものです。有名ですが、目も覚めるような、あるいはうっとりと夢心地になるようなふうでもありません。天使の翼など、この壁画全体が写真で見るほど色鮮やかというほどでもなく、色がくすんでいるわけでもありません。また、とても明るいわけでもなく、暗いわけでもありません。マリアはとても神々しいわけでもなく、俗的でもなく、豪華すぎず、質素すぎず。総じて全てが程よい中間的な範囲で収まっているようです。それだけに見ごたえが今ひとつでもあります。でも制作された当初はもっと精彩にとんでいたのでしょうか。
公認ガイドによれば、ドメニコ会の会則に従って、特定の決められた時刻に決められた方法で、この絵も含めた廊下の3つの絵の前で修道僧が合同祈祷をするのを習慣としたとのことです。
1442年
磔刑のキリストを礼拝する聖ドミニコ
サン・マルコ修道院の中庭にはいって一番見やすい壁に描かれている壁画です。
聖ドミニコはイエスの血が流れる十字架にすがっています。聖ドミニコは悲しみで顔を歪め、涙を流しているように見えます。
聖ドミニコとイエスの視線が合っているように見えます。