表参道ソフィアクリニック
ロン・カーター BLUE NOTE
【要旨】
平成元年ベルリンの壁が崩れ冷戦が終わったものの、残念なことに、世界は、民族紛争、宗教対立、難民問題などで平和が訪れることはありませんでした。
11歳で終戦を迎え、18歳で成年式を終え、その年にサンフランシスコ講和条約が締結され、その後に各国公使を迎えられました。昭和28年エリザベス女王の戴冠式に参列され、半年間諸外国を訪問されました。戦後の復興、国際社会での地位の向上、奄美群島、小笠原諸島、沖縄の復帰などがありました。とりわけ、沖縄がたどった長い苦難の歴史に思いをなされ、沖縄には11回訪問を重ね、これまでも、これからも犠牲に心を寄せる思いでいらっしゃいます。
今日の繁栄と平和は、先の大戦で多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたということを、戦後生まれの人々にも正しくを伝えていかなければならず、認識していただきたいと願います。平成が戦争のない年であったことに安堵されます。
かつての激戦の地である、サイパン、パラオのペリリュー島、フィリピンのカリラヤを訪れ、大変あたたかく迎えていただいたことに感謝されます。
平成におきた災害がいくつもあります。とりわけ平成3年の雲仙の噴火、平成5年の北海道南西地震と奥尻島の津波、平成7年の阪神淡路大震災、平成23年東日本大震災などです。数知れぬ人々が被害を受けたことに言葉に尽くせぬ悲しみを覚えられます。
また多くの日本人が海外に移民として渡られて活躍していることに思いをいたし、最近、日本で職業に就きたいという外国人が増えていることについて、暖かく迎えてあげるような環境作りをしてほしいと願われます。
天皇としての旅を、深い信頼と理解を示してくれた皇后に伴われ、歩み、終えようとしているいま、象徴としての天皇を支えてくれた国民に感謝されます。
そしてご譲位に向けて願いをつながれます。
平成30年12月23日 天皇誕生日 一般参賀
パリでの抗議デモ: 選挙に基づく民主政治体制の否定。それは、まっとうな政治活動か?
廃墟というテーマの重要性。
19世紀後半から20世紀初頭のロシア美術の傾向とは?
ロシア美術の殿堂、国立トレチャコフ美術館のコレクションより、19世紀後半から20世紀初頭に描かれた名作が来日する。
秋のバラは香りがよくて、形がきれいです。
それにしても画材は何を使うか?迷いに迷って。
ウィーンのケーキ屋さんです。ウエディングケーキを父親と娘で作っている光景です。背景はステンドグラスと中世のイコン(聖母マリアとその子イエス)。
2018年11月26日
とくに快慶、肥後定慶、行快の展示が注目です。下のボタンをクリック
重要文化財《六観音菩薩像》肥後定慶作 鎌倉時代・貞応3年(1224)大報恩寺 (左手前から)《千手観音菩薩立像》 / 《馬頭観音菩薩立像》 / 《十一面観音菩薩立像》
以下引用:
・「大報恩寺は、平安京大内裏のすぐ北西に所在しました。そのほど近く、北野天満宮の西側には、創建が7世紀にさかのぼる古代寺院があったといい、平安遷都後はこの寺が桓武天皇ゆかりの寺として整備されるなど、古くから開かれた土地であったことが知られます。伝来は不明ですが、大報恩寺には平安時代前期に遡る千手観音菩薩立像が伝えられています。」
・「1220年に義空上人によって開創された真言宗智山派の寺院で、「千本釈迦堂」の名で知られています。その名前の由来は、本堂の行快作の本尊「釈迦如来坐像」(重要文化財)が古来より厚く信仰されていること、近くに南北に走る千本通があることなど、諸説あります。年中行事も盛んで、2月の「おかめ福節分」、春の境内のしだれ桜、12月の大根炊きなど、京の四季を彩る寺院として、地元だけでなく多くの観光客にも親しまれています。「おかめ発祥の地」ともいわれており、縁結び、夫婦円満、子授けにご利益があると言われています。」
ほとんど痛みはなかったものの、後で腫れてきました。疲れが最大の原因だと思います。
Michel Legrand(p)
ミシェル・ルグラン(ピアノ)
Geoff Gascoyne(b)
ジェフ・ガスコイン(ベース)
Sebastiaan De Krom(ds)
セバスティアン・デ・クロム(ドラムス)
過去の栄光で登場してきたのでしょうか。最初ミシェル・ルグランを見た時には、ずいぶんお年を召していて、少し呆然とした表情であったので、このような人が家にいたらさぞかし、お年寄りに見えるだろうなと思いながら最初眺めていました。普通のおじいさんのように見えます。実際86歳くらいです。
でも演奏していくうちに、次第に良くなってきました。素晴らしかったです。感動です。過去の栄光だけでニューヨークのブルー・ノートの舞台に立てるわけがありません。
もちろん枯れたところがありますが、彼の表情はとても味があり深みがあります。彼の眼差しは特別な眼差しに見えます。
叶わなかった愛が、テーマであるようです。それはどんなだったのでしょうか、知るよしもありません。まるでミシェル・ルグランの不足なところ至らないところがあったがために、花開かぬ愛、叶わなかった愛というふうにも思えます。あるいは相手が亡くなってしまって失われたのかも知れません。逆に、それらの大げさなことではなくて、比較的些細な経験から発したものかも知れません。しかしそれによってルグランは何か決定的に重要な何かを感得したようです。ミシェル・ルグランの演奏を聴いているとそういったテーマの展開であるところが大きいようです。
またドラムのテンポがすごく良くて、とても良いコンビネーションになっています。ミシェル・ルグランのピアノはとても良かったです。複雑な曲がこんなに弾けるのもすごいです。あとで知ったのですが、彼は若い時からジャズピアニストでもあったとのこと。素晴らしかった!