表参道ソフィアクリニック
シャイム・スーティン(Chaïm Soutine、Chaim Soutine、Haim Sutin(ハイム・スーチン)
1893年-1943年
【全体として 2017年1月オランジュリー美術館にて】
到底真似できない画風です。真似しても意味がないような。彼の内面から生じてくる何かに由来する形態的なモルフォーズが顕著です。捻れたような歪み。姿形の変形。肉の塊というよりは、物質あるいは素材(ヒューレー)への還元です。
青い服を着た子供の肖像 1928
青系と赤系の補色によって色が映えています。青は緑がかっています。これをティールというのでしょうか。また特に赤色がポイントになっています。
写真の色調でいま人気の色調の一つ「ティールアンドオレンジ」でもあります。
もっともこれはあまりラジカルな感じのする作品ではありません。
2021年Bunkamura ポーラ美術館展