表参道ソフィアクリニック
エリザベト=ルイーズ・ ヴィジェ・ル・ブラン
《ゴール・ドレスを着たマリー・アントワネット》1783年頃 ワシントン・ナショナル・ギャラリー、ティムケン・コレクション Courtesy National Gallery of Art, Washington
落ち着いた色調で、均整のとれた美しさです。薔薇の描写も美しいです。
とてもうまく描かれています。
《フランス王妃 マリー・アントワネット》 1785年 ヴェルサイユ宮殿美術館
巨大なサイズです。
マリー・アントワネットの有名な肖像画であるとともに、ル・ブランの代表作の一つでもあります。
明るく、たいへん豪華に優雅に描かれています。
《マリー= テレーズ・シャルロット・ド・フランス、通称マダム・ロワイヤルと その弟の王太子ルイ・ジョゼフ・グザヴィエ・フランソワ》1784
王太子ルイ・ジョゼフは長男であり、王位継承者でしたが、生まれながらに病弱なところに、乳母から結核をうつされ、7歳で夭折しました。
マリー= テレーズ・シャルロットの方は天寿を全うしました。
エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン《白いペチコートに青いマントを羽織って座るマリー・アントワネット》 1788年ヴェルサイユ宮殿美術館
モデルなしで自立的に制作されたものらしいです。立体感と奥行きがあるのに目を惹かれます。とても美しく仕上がっています。
画家はこの作品を自分の手元に置いておいて、のちにルイ18世(ルイ16世の弟)に譲渡しました。