表参道ソフィアクリニック
・肖像画が優れています。
・貴族たちの肖像です。
・顔色が悪いです。肌に緑かぶりをしているものも目立ちます。でもそんな顔色の悪いところが、いいです。
・レイノルズは、遠くから観ると印象的にもみえます。
血の気を感じない実物の肌の色合いは以下の写真の様です。
変わった雰囲気の男3人を描いています。血の気が引いたような、人間性の乏しいような3人(絵画の実物の色合いはそんな風に見えます)。人間の血を吸って生きているような雰囲気さえ漂っています。彼らは貴族でありかつ、軍人(将校)でもあるのでしょう。少なくとも一人は確実です。そしてまた表は美しくしていても、品行の悪い不良的な輩の様にも見えます。
二人の若者を描いています。血気盛んな二人です。ダイナミックな動きです。大きく弓を引き絞って、今にも矢を放とうとしています。
獲物をいくつもしとめた後に、さらにどんどんと仕留めようとしています。飽く事を知らない人間たち。残酷です。森全体の動物を全部殺すかのごとくの勢いです。これは森の動物たちの虐殺の光景です。
この作品はテートギャラリーの中でもとても目立つ場所に展示されています。いわば特別扱いの作品です。このような展示の仕方には一体何の意味があるのでしょうか。
ヨーロッパそして英国の古くからの気質を表わしているようにも思われる作品です。
(テートギャラリー2018年1月)
Tate, 2020.1.
1782, Lady Talbot.
Tate, 2020.1.
1787
Lady Smith (Charlotte Delaval) and Her Children (George Henry, Louisa, and Charlotte)
なぜかしら女性の顔が未完成のようです。あるいは子供たちをメインに描くために、大胆にも母親のほうをぼかしたのでしょうか、そんなことはあり得ないと思います。
無邪気な子供たちを可愛らしく描いています。
The fashionably dressed mother of this family portrait appears lost in thought, while her children romp by her side, aiming playfully sly glances at the viewer. The portrait was commissioned by the family’s father and husband, a baronet and member of Parliament. Expressing cultural ideals of femininity and upper-class childhood, this portrait was a popular exhibit at the Royal Academy in the year it was painted.
2022年春メトロポリタン美術館展 国立新美術館